今回は、目に見えないものに目を向ける、というテーマでお話をしたいと思います。
“見えてなかったモノ”を感じて気付くこと
何か最近ね、ロシアとウクライナの戦争で平和のありがたさを改めて感じたりとかもしますし、
私の最近の出来事だと、新しいプロジェクトが2件3件ぐらい始まるので、ちょっと心新たにというか、お仕事の区切りだったりもします。
私たちって、どうしても見えているものに価値を感じますけど、見えないものも意味があって大事だよなっていうのを最近思うんですよ。
で、なぜこれを思ったかっていうと、トイレがきっかけだったんですよ。
トイレかよって感じですけど(笑)
スペインのトイレ事情が特殊で、スペインに移住してから驚いて、これにつながったんです。
スペインって、紙を流しちゃいけないトイレが結構あるなっていうのが印象で。
水圧のせいなのかな、下水道のシステムの強さの問題みたいなんですけど、
アパートとか、スーパーのトイレとか、公園、通ってるジムでも「使った後の紙を流さないでください」って書かれるんです。
で、トイレットペーパーホルダーの下にでっかいゴミ箱があって、紙はそこに入れてくださいっていうのが書いてあるんですね。
日本だと、トイレットペーパーってすぐトイレに流せるじゃないですか。
大体直ぐ目の前からなくなるから、どれぐらい使ったとか、ゴミがどのくらい溜まったとかって今まで何も意識してなかったなって思ったんですよ。
まだスペインに来て数ヶ月なのでいまだに慣れないんですけど、スペインの人にとっては当たり前なことなんですよね。
異文化で育ってき私だからこそ、スペインに来て、今まで自分が意識してなかったな~っと感じたんですよね。
目に見えないけど、重要なモノ
そのトイレットペーパーの事例で、目に見えないものってあるなって繋がったんです。
目に見えないとか、すぐ消えちゃうものは、全然意識にも入ってこないんですよね~
でも、世の中に見えないものってたくさんありますよね。
これ好きだな~という気持ちや相手への信頼もそうですよね。
そういう目に見えないもの、消えていくものって、けっこう大きな意味があるんですよね。
例えばら仕事とかで何かお金が入ってくれば、確かにモノとして見えるんですけど、その前の段階ではやっぱ売り上げとか契約数とかもあるし、昇進とかだって、目に見えない信頼や実績の積み重ねじゃないですか。
そういうのが基準になって、その結果がお金なだけ。
目に見えないものが、目に見えるものに繋がってるっていうのは結構あるなっていうのを、私はスペインでトイレットペーパーの山を見ながら発見したというお話しでした!
常識が壊れるのって、やっぱり楽しい!
まさかトイレットペーパーがこんな盛大な話になるとは思わなかったんですけど(笑)
新しい環境に行くと、違う発見があったり、違う文化があったりして、私はこれが楽しいなと思うんですよね。
目に見えないもの、消えていくものに、ちゃんと目を向けられるようになりたいなというお話でした。
最後まで聞いていただいてありがとうございます。
それでは。
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