こんにちは!ゆりえです。
今回は、海外フリーランスの税金事情についてです!
海外フリーランスと言っても、実はいろんな形があります。
外国のフリーランスビザを取得している方もいれば、国際結婚で既に現地ビザを持っている上でフリーランスをしている方、ノマド的な生き方でビザなしで旅をしながら仕事をする方など、色んなやり方があります。
こうしたやり方によって、仕事内容はもちろん、税金事情も違ってきます。
難しいこともありますが、私の事例をキッカケに、ぜひ学んでみてください。
実際に税務署に聞きに行った話もあるので、信頼性も高いです。
私の「海外フリーランス」はこんな感じ
海外フリーランス歴
▶︎開業届ベースで3年
▶︎副業ベースだと5年
※留学・旅行・住込バイトをしながら色々試している時期。売上は雀の涙ほどの時期。
居住地
海外転出はしていません。
住民票は日本にあるので、書類上は日本在住です。
海外滞在について
ワーキングホリデービザを活用して、海外で暮らしてます。
1年のうち、11ヶ月くらい海外で暮らして、残りは日本に帰ります。
つまり、ほとんど海外にいるけど、住所は日本にあるって感じ。
旅行の枠を抜けて、現地のビザを持って滞在しているけど、ビザの関係で1年ごとに国を移動して暮らしています。
ノマド的に旅しながら仕事をするよりは定住型だけど、本格移住覚悟の結婚や起業に比べたら旅行に寄ってるかな〜と思います。
海外フリーランス、どこで納税すれば良い?
納税については、見極めるポイントが2つあります!
1:あなたの住民票がどこにある?
基本ルールでは、「住民票があるところ=納税地」になります。
私の場合、体は海外にあるけど、住民票は日本国内にあるので「日本で確定申告&納税」しています。
私も海外フリーランスを始める時「どーすれば良いのよ?」と思いましたが、住民票のあるエリアを管轄する税務署に足を運んで、私の状況を相談してみたら日本で納税とのことでした。
逆に、日本から住民票を抜いて、海外に住所がある人は海外で納税になります。
(詳細は自分で調べてくださいね。)
2:お客さんは誰?収入は日本円?
合わせて、今の自分の収入が『どこの国で発生した、どこの通貨なのか?』も重要なようです。
私の場合は、ほとんどが日本にいるお客さんで、日本円で、日本の口座に振り込んでもらうので「日本で納税」で良いようですが、海外にいて、現地で現地通貨を稼ぐとなると、その国の納税制度もしっかり調べておきましょう。
「不法就労」のような形になってしまって海外滞在自体が危うくなってしまうので、現地のビザや制度に詳しい方(できれば税理士さんのような専門家)に、自分の状況を相談してみましょう。
外貨で発生した経費について
最後に「海外で発生した経費」についても触れておきますね。
例えば、私のように『日本で確定申告&納税しているけど、海外で暮らしているから経費は外貨』となる場合、経費となる外貨を日本円で簡単して確定申告する必要があるんですよね。
でも、外貨ということは、その日によってレートも変わるし、額が大きいほど『レートマジック』が起こってしまうわけです。笑
※1ユーロ=110円で計算するか、1ユーロ=130円で計算するかによって、日本円の経費が数千円・数万円変わります。
つまり、外貨レートはオリジナルで決めちゃダメなんです。
このレートには、客観的証拠がなければいけない。
そうなった場合、外貨経費は「日本のクレジットカードで支払う」のが一番。
もっと言えば、日本円が入っているビジネス用口座が”引き落とし先”に指定されているクレジットカード、がベスト!
そうすれば、外貨レートもクレジットガード会社が客観的に設定したものですし、事実最終的には日本円で支払っているので、経費として日本円で計上できるんです。
(若干レートは悪いかもしれませんが、これがベストです。)
もちろん、外貨経費だとしても外国語だとしても、レシートはしっかり残しておきましょうね。クレジットカードの明細表(レートが記載してあるもの)も保存しておきましょう。
おわり
今日はこんな感じで「海外フリーランスの税金事情」についてご紹介しました!
少しでも参考になったら嬉しいです。
それでは!