こんにちは!ホースジャーナリストのYURIEです。
人と馬が良好な関係を築くために大切な「ホースマンシップ」。乗馬をしている皆さんなら、誰もが興味があるのではないでしょうか。
そこで今回は、海外の馬記事「アマチュアライダーのための、ホースマンシップ5箇条」より、ホースマンシップのコツをご紹介します!
元記事はこちら⇨HorseAddict: Five Habits for Good Horsemanship
自分に最適な馬を選ぶ
どんなプロフェッショナルも、初めはみんな初心者です。
もう1つ上のレベルに行くためには、目の前の馬としっかり向き合い、一歩ずつ前進していくことが大切ですよね。
なのに、値段を理由に、パートナーに若馬を選んでいませんか?ホースマンシップを築くことを考えると、それは本当に正しい選択なのでしょうか?
まずは事実として、若馬こそ、調教には高いレベルが求められますし、ある程度のレベルに調教するには時に何年もの時間がかかるものです。(引退競走馬のリトレーニングも同じですね)
その上、自分のレベルに合わない「難しすぎる馬」の調教に携わることは、馬にとっても人にとっても、失敗の連続。結果的に、調教の難易度がさらに上がってしまい、両者ともに自信を失ってしまいかねないのです…!
ぜひ、自分が扱えるレベルの馬をパートナーにしましょう。
そうすれば、あなたは自信を失うことなく、馬から多くのことを学べるでしょう。
自身の健康を維持する
馬に乗っている時は、常に「馬を調教している」という意識が大切です。
例えあなた自身が疲れたとしても「途中で止める」なんてことは、あってはなりません!なぜなら「馬を止める」ことは、馬にとっては「休憩」と「ご褒美」になってしまうから。
馬の行動がよく出来ている状況ならまだしも、悪い行動の後の「休憩」と「ご褒美」は、それを強化してしまうだけです。
じゃあ、疲れていても、それに耐えて頑張れば良いのか?
いいえ、そうではありません。疲れたまま、効果のない弱々しい扶助を与えていれば、馬は何を求められているか分からず混乱し始めます…!!
そうならないためにも、ライダーは常に健康に気を使い、体力をつけておきましょう。
トレーニングに投資する
良いトレーニングには、「普通の馬」を「素晴らしい馬」に変える力があります。
あなたと馬のレベルが上がって新たな問題が出てきた時は、その問題を突破するため、技術のあるトレーナーに頼みましょう。
トレーニングにお金を使うことは、あなたの馬への最高の投資になります。
馬を責めない
馬という動物は、常に「良い子」ではいてくれません。
でも、それは馬の不調の合図かもしれません。常に正しいケアをできていますか?もしくは、人間側がいつもと違う振る舞いをしているのかも?
人間と同じように、馬にだって、調子の悪い日や乗馬をうまくできない日があります。
まずやるべき事は、馬を責めることではなく「馬がなぜその行動をするのか?の理由を考えること」です。
馬との間に「境界線」を設定する
馬との関係を築く際、「騎乗中」と「地面」で、関係性は大きく異なります。
人間も馬も地面にいる状態で、グランドワークなどを行う際は、馬に対して「ここからは人間のスペースだからね!」という”境界線”を教え込まなければいけません。
これは、あなたと馬の事故を防ぐのはもちろんのこと、装蹄師、獣医、厩務員の危険を回避するためにも重要なことです。不安のある場合はトレーナーに相談しましょう。
馬が境界線に反応できた時には、しっかり褒めてあげましょうね。
まとめ
ライダーのためのホースマンシップ5箇条、とても勉強になりましたね!
ライダーのためのホースマンシップ5箇条
- 自分に最適な馬を選ぶ
- 自身の健康を維持する
- トレーニングに投資する
- 馬を責めない
- 馬との間に「境界線」を設定する
この記事は、海外の記事を参考にしたものですので、興味のある方はこちらも読んでみてください!もっと細かい内容が書いてあります。
元記事はこちら⇨HorseAddict: Five Habits for Good Horsemanship
最後に
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