こんにちは!ゆりえです!
8月に期間限定で開催した「馬英語・夏期講習」が、先週無事におわりました〜!
ご参加いただいた皆さん、本当にありがとうございました✨
オンラインのグループレッスンは今回が初めてだったので、個人レッスンとの違いや次回に生かしたい事などをまとめようと思います。
記憶が新しいうちにね!笑
どんな英語レッスンをしてるの?
私は現在、馬が好きな人を対象に、馬をテーマにした個別英語レッスンを提供しています。
レッスンは全てオンライン。(ZOOMを利用)
個人の目標や好みに合わせて、リーディング・スピーキング・ライティング・リスニングのマンツーマンレッスン(1対1)を行っています。
そんな中、2021年の夏に「期間限定」という形で、以下のグループレッスンを行いました。
グループレッスンの概要
- 対象:馬が好きな方、英語初級〜中級者
- 期間:2021年8月
- 日時:毎週日曜の21:00〜22:00(全5回)
- 内容:馬英語Reading(英文読解・馬用語・文法解説)
- テーマ:乗馬、ホースセラピー、馬と仲良くなる方法、馬のギネス記録まで。毎週テーマを変えて、馬に関する英文を読んでいきます!
- 料金:1レッスン3000円
- 定員:各レッスン5名まで
人来なかったらどうしよう….なんて思いながら始めたのですが、結果的にはのべ20名の方にご参加いただき、大盛況で終了しました!
本当にありがたすぎる….!!!
グループレッスンをやってみた感想
まず、声を大にして言いたいのは「楽しかった!!」
普段の個人レッスンでは「目の前のひとりに寄り添うこと」を大切に、テーマ・内容・レベル・スピード・レッスン頻度など、あらゆるものを調整しているので、受講生とは結構いろんな話をして仲が深まります。
一方、グループレッスンは基本「私のひとり語り」で、合間に練習問題や質問タイムを設けるスタイル。
受講生との関係も薄くなっちゃうのかな〜と思いきや、レッスン前後で思いがけない出会いがたくさんありました!
馬英語を学んでこんな事をしてみたい!という目標を教えてくれたり、ずっと英語から離れていたけど馬英語で学び直します!という意気込みを話してくれたり、1度だけでなく何度も受講してくださる方がいたり。
グループレッスンをすることによって、個人レッスンをしているだけでは届かない方にも馬英語が届いている事を実感しました!
たくさん改善も見つかりましたが(後述します)、ひとまず「イメージしていた形が実現できた」という点では「やってみて正解!」でした。
講師視点!個人vsグループ、レッスンの違い
ここでは、初めてグループレッスンを行なった身として、英語講師の視点で個人レッスンとグループレッスンの違いを振り返ります。
レッスン中の違いはもちろん、準備段階でもいろいろと異なる部分があったのでまとめますね!
レッスン中の違い
まず何より、受講生の「顔が見えない」&「声が聞こえない」ことが大きかったです。
今回のレッスンでは、受講生の皆さんに「マイクもカメラもオフの状態でご参加ください」とお伝えしていました。理由は、知らない人とレッスンを受けることへの抵抗を、少しでも減らしたかったから。
「馬をテーマに英語を学ぶ」という事に挑戦する皆さんのために、できるだけ「英語だけ」に集中できる環境を作りたかったんです。もちろん仲間同士で顔を見て勉強するのも良いですけど、どうしても画面うつりを気にしたり、背景にうつるお部屋をちょっと小綺麗にしたり、化粧した方がいいかな〜なんて考えたりするじゃないですか。(少なくとも私は気になります。笑)
なので、こういう”英語と関係ないこと”を気にしなくて済むように、できるだけ負担のないレッスン環境にしたのです。
受講生の方からは「自分の顔や声が出ないのでやりやすかったです!」というお声もいただき、このやり方はすごく良かったです!ただ、その代わりに失ったものもありました。(言い方。笑)
それは「受講生の反応」です。
英語講師にとって、この「受講生の反応」ってすごく重要なんです!!
- 今の説明はうまく伝わってなさそうだから、表現を変えてもう一度説明しよう。
- 解説にも納得してるから、ここは問題なさそう。
- メモ取ってるぽいから、ちょっと待とう。
- ちょっと考える時間が必要そうだから、声かけずに静かにしておこう。
などなど、個人レッスンでは相手の表情や声色などを見ながらレッスンを進めていくので、この「反応」を失うことで不自由な部分が出てきたのです。
- 文章の難易度、難しすぎないかな?
- 解説のスピード、みんな付いてこれてるかな?
- みんなメモ取ってるのかな?もう少し時間取った方がいいのかな?
など、主にレッスン進行において、適度なスピードが見出せませんでした。(もちろん経験不足もあると思いますが)
受講生の方々には「チャット」や「スタンプ」での反応をお願いしていましたが、それでも個人レッスンと比べ物にならないくらい反応を得られないのはグループの特徴かなと思います。
レッスン準備の違い
まずはレッスンで準備した資料が異なります。
個人レッスンでは口頭解説がメインで、その方の苦手部分のみ資料を作ります。
それに対してグループでは、受講生のみなさんが同じスピードで解説を聞けるようにスライドを使って英文を解説するスタイルにしました。
(スライド式にしたのは、マイクもカメラもオフで、聞き返しができないという理由もあります。)
- 1つ目のスライド:英文のみを表示して、まずは自力で読んでみる。
- 2つ目のスライド:これに解説を付け加えて、重要文法・重要単語・馬用語を解説する。
- 3つ目のスライド:英文の構造や単語の意味が分かったところで、最後に「日本語訳」を表示する。
この1〜3のセットを、全ての英文で作らなければいけなくて、その上「馬が好きな受講生の皆さん」がレッスンを楽しめるようにスライドには馬の写真も盛り沢山。
テーマにあった写真も、地味に時間かかったかも?(まあ、私も写真選びながら楽しんでいますけどね!笑)
レッスンで扱える文章量の違い
1レッスンで扱える英文は、個人レッスンの方が圧倒的に量が多いです!
その差は、3分1から4分の1ほど。
それは個人のレベルが高い低いという話ではなく、グループだからこそ「自分は分かっていても解説を聞かなければいけない時間がある」からです。
日程変更がほぼ不可能
一度に複数人が参加するため「日程変更がほぼ不可能」な事に気づきました。
レッスンは8月の毎週日曜日やっていたのですが、その4週目の金曜日に「コロナワクチン接種」がありました。予約殺到のワクチン接種で、急遽あいている日程を予約したので「副反応が酷かったらどうしよう」という思いが当日まで消えませんでした。
個人レッスンだったら、最悪の場合キャンセルさせてもらい、改めて受講生の日程に合わせてレッスンを振替するなど対応できますが、複数人が参加するグループレッスンでは振替はほぼ不可能。
個人で仕事をする身として常に体調管理に気をつけるのはもちろん、今後のためにも「万が一の対策」を考えておかなければいけませんね。
次回に生かしたいこと・反省
ここまでちょいと偉そうに書いてきましたが、「もっとこうすれば良かった」、「これもコレも出来ていたら…」など考えれば考えるほど、改善の余地いっぱいのグループレッスンでした。
が、その中でも最大の反省は、通信環境!!!!!
これね、盲点でした。
私は今までたくさんZoomを使ってきたので、ネットや周辺機器は心配していなかったのですが、レッスン終了後の受講者アンケートを見ると、なんと「レッスン中のトラブルはありましたか?」の質問に「通信環境が悪い時があった」が6票も!?
一度に複数人参加してるから?ずっと画面共有してるから?単純に自宅のネットが遅いのか?
受講生側のネット環境が悪かった可能性もありますが、6票もあるならきっと私側にも原因はあるはず…。
通信環境の悪さは「レッスン全体の印象」へも大きく影響するはずなので、これは次回までには絶対改善せねば!
期間中だけでもレンタルWifi借りようかな。
まとめ
グループレッスンは、多くの方のおかげで無事に終了することができました。
初の試みでしたが、1レッスン終わるごとにスピード感や間合いの感覚も掴めてきたので、私もこの夏で少しは成長できたかな!
今後も期間限定で開催するかもしれないので、最新情報を受け取るには各 SNSのフォロー、もしくは「馬英語の公式LINE」に登録してくださいね。
最後まで読んでいただきありがとうございました〜!
それでは!
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