ハンガリー・ブダペストに引っ越して半年が経った2019年1月。
ついに、念願のブダペスト動物園に行ってきました〜!動物いっぱい、敷地も広く、展示も楽しい、そんな大満足だったブダペスト動物園を写真付きで紹介していきます(^^)
アクセス、料金、営業時間などは、最後にまとめています。
ブダペスト動物園について
1866年にできたブダペスト動物園の歴史は、なんと150年以上!世界を見てもかなり古い動物園のようです。
園内には1日で回りきれないほどの生き物が展示されていて、動物だけでなく、巨大魚や熱帯魚などの魚、ヘビやトカゲなどの爬虫類、カエルなどの両生類、クモやサソリなども展示されています。
その種類、なんと866種!!!
- 哺乳類123種
- 鳥類155種
- 爬虫類121種
- クモだけでも、36種類。
- その他いっぱい!
日本で最も多くの生き物を見れると言われている上野動物園でもその種類は400種ほどなので、ブダペスト動物園では単純に倍以上の生き物を見ることができるんです。これはかなりの規模ですし、きっと日本では見ることのできない動物もいっぱい見れます!
また、元動物園スタッフとしては、展示方法も工夫されていて、かなり面白かったです。
小さなこどもも楽しめる展示は、言葉で説明しなくても<見る・さわる・聞く>などで楽しめる工夫がされています。でもそれって、 言葉がわからない外国人が楽しめる展示でもあるんですよね。
その上、その動物のことはもちろん、生息環境や絶滅の問題、その地での動物と人との関わりを知ることもできる、とっても良い展示でした!
そして、ブダペスト動物園のもう一つの魅力は、室内展示場です!
外にいる生き物も多いのですが、園内にはこれでもかってくらいたくさんの室内展示場があります。
寒くてあまり活動していない動物の部屋での生活を見れたり、「この建物、入ってOKな所かな?」と思ってドアを開けてみると大きな温室になっていて、何十種類もの生き物が展示されていたり、軽い気持ちで入った建物が2階建ての立派な展示場で1時間くらい見入っちゃったこともありました。
私がブダペスト動物園に行った1月は、日中でも気温がマイナスなほど寒い日でした。
ですが、たくさんの室内展示場のおかげで、体がキンキンに冷えることなく、適度に暖をとりながら広い園内を回ることができました。夏は日陰に入りながら周り、冬は暖をとりながら周ることができるって良いですよね!
また、園内には子どもの遊び場も設置されていたので、休み休み回れる設計になっていてお子さん連れにも優しいと思います。
園内のカフェ・レストラン
ブダペスト動物園には、レストランや軽食販売、売店などの飲食を提供してくれる場所が合計10箇所あります。
私は今回、その中のレストランCAVE RESTAURANTで食事をしたのですが、食事に関しては動物園のレストランにしては安いけど豪華さやクオリティは普通かなと感じました。日本の動物園には動物園っぽく動物メニューがあったりお子様メニューがあったりしますが、ここにはそんなメニューはなく、レストランというよりは品数の少ない普通の食堂って感じでした。
その分価格も安いので全然良いのですが「これなら次回はご飯持ち込みで、軽食を売店で買うくらいでもいいかな〜」と思ったりもしました。軽食の売店では、私が大好きなハンガリーのお菓子パン(ぐるぐるパン、クルトシュカラーチ)も焼きたてで売ってました!
アクセス・営業時間
ブダペスト動物園は、ブダペストのペスト側、観光スポット ”英雄広場” や ”セーチェーニ温泉” の近くにあります。敷地が広い動物園にしては、かなり中心部にあってアクセスも便利です。
<アクセス>
電車だと、地下鉄1番線の<Széchenyi fürdő>駅から徒歩5分。そのほかのアクセス、バスの路線番号などは動物園ホームページへどうぞ。(http://www.zoobudapest.com/en/plan-your-visit/how-to-get-to-the-zoo)
住所:1146 Budapest, Állatkerti krt. 6-12.
営業時間は、季節によって大きく異なりますのでご注意ください!
<営業時間>
基本的に閉園日(動物園の定休日みたいなもの)はなく、最終入園は閉園時間の1時間前。
- 夏は9〜18時
- 冬は9〜16時
- 秋冬は9〜17時
- 週末やホリデーは、それぞれ少し長めに空いてるよ。
って感じで営業しています。
詳しくはこちら(http://www.zoobudapest.com/en/plan-your-visit/opening-hours)
チケット料金
ブダペスト動物園には英語表記もあり、チケットも英語で買えて、英語の園内MAPもあるので安心して楽しめます!
入園チケットには<動物園チケット>と<ふれあいエリアチケット>の2種類があり、動物園チケット1枚買えば、ふれあいエリアにも入れます。ただ、ブダペスト動物園はあまりにも広く見所がたくさんあるので「あまり時間もないし、動物は見るよりふれあいたい!」って方は、ふれあいエリアだけでも良いかと思います。
私の場合「2〜3時間あれば回れるだろう」と思ってお昼の12時に到着したのですが、閉園時間の16時まで4時間かかっても動物園エリア全て見て回れず、ふれあいエリアにもたどり着けず、また次の機会に2回戦しに来ることにしました(笑)動物好きなおとな・子どもは特に、1日で回れない可能性もありますので時間配分にご注意を。
<動物園チケット>
- おとな3000Ft(約1200円)
- 子ども(2才〜14歳)2000Ft(約800円)
- 赤ちゃん(2才以下)200Ft(約80円)
- ファミリーチケット8400Ft(約3360円)※大人2人+子ども2人の料金。5人目以降は1500Ft/人
<ふれあいエリアチケット>
- 1人1000Ft(約400円)
- おとな子ども関係なく、一律この料金です。
ふれあいエリアは最近できた新しいエリアで、Once Upon A Time Castle(ワンスアポンアタイムキャッスル)と呼ばれています。チケット購入の際はエリア名を伝えましょう。
その他のチケットやオンライン購入については、以下のページをみてください。
購入したチケットを入り口で見せると園内MAPがもらえます。英語バージョンのMAPが欲しい時は、スタッフさんに伝えましょう。
入口ゲートを入るとすぐイベント案内があるので、MAPと照らし合わせてイベントを回るも良し、まずは好きな動物を見に行くも良し、園路に沿って一通り見るも良し。
入り口左手にはインフォメーションがあって、荷物も預けられるようでした。
面白かった展示(画像付き)
最後におまけとして、ブダペスト動物園で取れたおもしろ展示と動物ショットをどうぞ!
この前行ったブダペスト動物園にて。
トイレに入ろうと思ったら…
「ん😲!?」あなたなら、どっちに入りますか?笑
ヒントはコメント欄で! pic.twitter.com/JM04CrsuKJ— Yurie Kono🐴ホースジャーナリスト🌏 (@yurie_kono) 2019年1月25日
おわり
冬の寒い日の動物園でしたが、週末だったこともあり思った以上にお客さんもいて、あたたかい室内展示場のおかげで大満足でした!
日本最大の動物園の倍以上、800種以上も生き物がいるわけですから、日本で見れない動物もたくさん見ることができました。言葉が読めなくても分かるような面白い展示がたくさんで、こどもも外国人も十分楽しめるおすすめの動物園です。
最後まで見ていただきありがとうございました!
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