ダブリンでアパートを探す
ダブリンで宿探しをするみなさん。
語学留学やワーキングホリデー、大学進学など、たくさんのチャレンジに向かって進んでいるのでしょう。
そんな方の中でも、特に海外が初めての方やアイルランドに初めて来た方にとって、部屋探しってかなりハードルが高くて不安も多いですよね?
そもそも日本でも自分一人で部屋探しをした事がない方もいるかもしれません。
でも、大丈夫です!
ここでは、私が実際にダブリンでの宿を探した方法と、部屋探しが終わってみて「もっとこうしておけば良かったな~」と感じた反省点などをまとめてご紹介します。
- 部屋探しが初めての方
- これからダブリンに来る予定のある方
- ダブリンでの部屋探しに困っている方
- 引っ越し先を探したい方
に役立てるようにできるだけ詳しく書いていきますので、ぜひ参考にしてください。
私のダブリン部屋探し
私は、今年(2017年)4月後半ごろに、ダブリンシティ内で1か月の安いアパートを探していました。
あらゆるサイトで合計300件以上の住宅情報を見て、約2週間で無事に部屋を探すことができました。
この経験を経て、【ダブリンでの部屋探しで大切なこと】をシェアしたいと思います。
自分の最低条件を考える
まずは、自分が住みたい部屋でなく、住める部屋を想像しましょう。
- 家具無しのアパートでも自分で家具を買って住むのか?
- いつから入居するのか?
- 語学学校や大学に自転車で行ける範囲にするか?電車で通ってもいいのか?
- 自分の部屋さえあればシェアでもいいのか?完全に一人の空間がいいのか?
- 部屋にWi-fiは必要なのか?
- 食事はどうするのか?キッチンが必要な場合はどのくらいの道具があればいいのか?
- 机とイスはあった方がいいのか?
- 洗濯機や洗面台は必要か?
など、できるだけ細かく想像しましょう。
私の場合は、、、
- 全ての生活エリアが自分専用
- 4月18日から入居できる所
- 1か月の短期貸し出しをしているところ
- 家賃は週500ユーロ以下
- できるだけたくさんの写真があって、事前に見学に行かなくても部屋のイメージが分かること
- ダブリン中心部まで歩ける範囲内
- 部屋で使えるWi-fi付き
- 家具付き(ベッドやブランケット、広めの机、イスなど)
- キッチン付き(調理器具、皿、グラスなど最低限で可)
- 洗濯機付き(部屋内でなくても、アパート内に共有でも可)
- 電話でなくメール連絡だけでやりとりができるオーナー
だいぶ細かく分けましたが、このくらいイメージできていた方がいいと思います!
イメージせずに文面で判断して、想像で決めてしまうと大変なことになりかねません。
「キッチンって書いてあるから鍋もフライパンも皿もあるでしょ!」と思って行っても、
キッチンの設備があるだけで調理器具は全く無かったり、
「中心地まで近いって書いてあるから学校までも近いでしょ!」と思って行っても、
思った以上に距離があったり。
私の場合は、苦労して部屋を見つけて無事到着したわけですが、正直部屋のクオリティはいまいち。
賃料が高いくせに、最上階の5階まで急な階段でリフトはないし、自炊に良いと言ってる割にキッチンも1口コンロのみ、
そして何よりWi-fIの不安定さ。
それもそのはず、3,4,5階の全住人が1つのWi-fiを共有していたんです。
壁もドアも薄くて声が丸ぎこえ、あげくに入居から4日後に部屋を移動してくれと言われました。
これじゃ落ち着けずに仕事もままならない。
私にとっては大きな痛手でしたね・・・。
今回は部屋を決めるのに時間の余裕がなかったとはいえ、次決める際は相手からの情報をうのみにせず、必ず内覧に行って、自分の目で確かめようと心に誓いました!
こうはならないためにも、この細かいイメージと住宅情報を見比べて、
明記されていない事や分からない事は、必ず事前にオーナーに聞きましょう!!
事前に聞いておくことで、住み始めてから不具合があった場合も言い返すことができます。
言い返すというとクレーマーのようでイメージが悪いですが、
海外では、我慢していても誰も苦労をくみ取ってくれませんし、良い事はありません。
自分の意見や権利ははっきり伝えていきましょう。
部屋タイプの違い
海外で部屋を探し始めると、色々なサイトに部屋タイプ別の検索欄があります。
そこには、フラット・スタジオ・アパートメント・スタジオフラット・シェアなどの表記がありますよね。
日本でのワンルーム・1K・1DK・1LDKなどの表記とは全く違うので、
それぞれの名称は何が違うんだろう?と思ったことはありませんか?
そんな方のために、部屋探しに役立つ部屋の区分やタイプについてご紹介したいと思います。
部屋の区分
まずは、表記として1番多い、フラット/スタジオ/アパートメントの違いです。
- Flat:ワンフロア全てがプライベートスペース。
- Studio:日本でいうワンルーム。(=Studio flat, Efficiency)ベッドもキッチンもリビングも一つの部屋にまとまっている。
- Apartment:大きい建物の中の一室のがプライベートスペース。(=Flat, Studio)
一応の違いはあるものの、
結局はアパートメントはフラットにもスタジオにもなり得るようです。
サイトによっては、上記の表現以外を使っているサイトもあります。
次に、それ以外の表記についてご紹介します。
- one bedroom:日本でいうワンルーム。(=studio flat, single flat, apartment)
- Multi-bedroom:リビングルームと別に1つのベッドルームがある。
- Garden apartment:グランドフロア(日本でいう1階)にある庭付きのプライベートスペース。
サイトやオーナーによっては、このような表記で部屋の情報を掲載していることもあります。
分かりやすく説明するために、部屋の区分に関してたくさんの現地サイト等を見ましたが、国によって呼び方や捉え方に違いがあるようです。
なかには、
- フラットとはイギリスでの呼び名で、イギリス以外のヨーロッパやアメリカはアパートメントと呼ぶ
- 1995年以前はフラットと呼ばれていたものが、1995年を境にアパートメントと呼ばれるようになった
という説明をしているサイトもありました。
いくつか捉え方があり、どれも同じようなものを指してはいますが、
日本的には、
(小さい)Studio<Flat<Apartment(大きい)
の順に大きいと思ってください。
なので、狭い部屋でいいから家賃を安く押さえたいという人はStudioで検索し、
良さそうなものがなければ、Flatに条件を変え、それでもなければApartmentという形で徐々に条件を変えていくと、希望の条件を見つけやすいと思います。
ぜひ試してみてください。
おすすめサイト
最後は、私がダブリンでの部屋探しに実際に使ったおすすめのサイトの紹介です!
Daft.ie
アイルランドの住宅情報大型サイトです。
操作は以下の通りです。
①~④に応じて部屋の条件を絞り、出てきた住宅を吟味していきましょう。
Rent.ie
こちらも同じく、アイルランドの住宅情報大型サイトです。
①~④に応じて部屋の条件を絞って、同じように住宅情報をみていきましょう。
もしくは、大学に行く人やシェアメイトを見つけたい人は、右下のボタンから探すこともできます。
例えば、Studentをクリックするとアイルランド内の大学がズラーっと並んでいるので、
自分の大学をクリックし、その近辺の住宅情報を探すこともできます。
MixB
アイルランドにいる日本人の留学生や学生向けの日本語サイトです。
日本でやりとりをしたい方におすすめです。
やはり日本人同士のやりとりですし、聞きたいこともきちんと聞けて、同じ感覚の日本人目線での意見が聞けるので安心です。
部屋探しにどうしても不安がある方におすすめです。
しかし、アイルランドにいる日本人は多いとは言えないので、日本語での情報は多くはありません。
部屋探しをMixBだけに頼っていると、情報量が少なくていつまでも希望の情報が得られない。
という事も考えられるので、あくまで何かしらのサイトと並行して部屋を探しましょう。
MixBは、部屋探しの他にも
求人(アルバイト・就労)や物品売買、日本人同士の交流などの情報も掲載されているので、情報量が少ないながらも大変役に立つサイトです!
ぜひ参考にしてください!
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