【申請当日編】ハンガリーのワーキングホリデー現地手続き

こんにちは!ゆりえです。

6月末にフランス・パリからハンガリー・ブダペストに引っ越し、現在は【ハンガリー×ワーキングホリデー】に挑戦中です。

ハンガリーのワーキングホリデーは、日本国内でビザを取得して渡航するのではなく、現地で短期滞在許可を申請するシステム。つまり、現地の移民局で手続きをする必要があるのです!

  • 「現地の役所手続きって、どう進めればいいの?」」
  • 「どのくらい時間を見ておけばよい?」
  • 「ハンガリーって英語は通じるの?」

などの疑問を、現地申請【当日編】レポートとしてまとめました。

在日ハンガリー大使館のホ―ムページにも現地での手続き方法などの詳細が無く、その手続きの不透明さに迷っている方に参考にしていただけると幸いです!

なお、以下の申請方法・手順などは、2018年7月時点での【ハンガリー×ワーキングホリデー】の情報です。ビザの種類が異なる場合や、ブダペスト以外の地区の移民局で申請する場合などは、この限りではありませんのでご注意ください!

1.移民局の所在地と行き方

↑ 移民局の外観 ↑

<Immigration Office Budapest>

住所

1117 Budapest XI., Budafoki út 60. & Sztregova köz corner

営業時間

  • 月曜:08.30-13.00
  • 火曜:13.00-17.00
  • 水曜:休み
  • 木曜:08.30-13.00
  • 金曜:08.30-12.00

普通のオフィスのような外観ですので、見逃さないように注意。交差点の角にある、三角屋根の入り口が目印です!

アクセス

バス(30番線 or 30A番線)

Budapest Keleti駅から出ています。 Szegedi útというバス停で降りると、すぐ目の前が移民局です。

電車

Budapest Nyugati駅発。Rákosrendezö駅下車 + 徒歩10分

不安になるくらい何もない駅ですが(笑)、ここの駅で降りてください。

2.まずは番号札をもらう

無事に移民局のある建物に到着したら、入り口を入って右に曲がり、

 

エレベーターの目の前を通り過ぎて、

突き当りを右に曲がります。

ここのエリアが、番号札を貰うところです。

 

ハンガリーの移民局では、申請受付の前に、順番のために番号札を貰います。

最後尾に並んで順番を待ちつつ、必要書類の最終確認をしましょう。

このエリアには、コピー機と証明写真機があります。

申請時に提出した書類は返却されませんので、写真が不足していたり書類の控えがほしい場合は、後ろの人に声をかけて場所をキープしてもらい、番号札を待っている間にコピーしましょう。特に、保険の書類は必ずコピーを持っておきましょうね。

・コピー機:20Ft/枚
・証明写真機:1500Ft/4枚
※どちらの機械もお釣りが帰ってこないので注意!使用する際は、ピッタリの小銭を用意しておきましょう。
※街中には1000Ftくらいの証明写真機もあります

順番が来たら受付の人に、「ワーキングホリデーの申請に来ました。」と伝えましょう。

私の場合は「書類は全部揃ってる?」という口頭確認だけでしたが、受付の人によってはこの段階で書類確認があるかもしれません。書類の確認後、レシートみたいな紙に印刷された番号札を一人ずつ貰えます。

番号札受け取りの待ち時間は、5分〜2時間。その日の混み具合によって全く違うので、時間には余裕を持っておきましょう。

3.移動して、番号が呼ばれるのを待つ

番号札をもらったら、待合室に移動します。

待合室は、番号札を受け取るエリア(突き当りを右に曲がった所)の反対側(突き当りを左に曲がった所)にあります。

待合室にはいくつかスクリーンがありますので、自分の番号が表示されるまで待ちましょう。

スクリーンに自分の番号が表示されたら、あなたの順番です。

自分の番号(上の画像の220)と一緒に、受付カウンターの番号(上の画像の10)が表示されますので、指定の受付カウンターに向かってください。

4.番号が呼ばれたら?申請方法と申請料の支払い

番号に呼ばれたら、受付カウンターに行きます。

受付カウンターにいる人が、あなたの担当者です。挨拶をして、ワーキングホリデーの申請に来た旨を伝え、全ての書類を渡しましょう。

書類記入に関して分からない所や空欄がある場合は、この提出時に、直接担当の方に聞いてみてください。私はハンガリー流の住所の書き方が分からず、この時点でどこに何を書けばいいか?を聞き、その場で空欄を埋め、書類を提出しました。

提出した書類は、担当者の方が内容をチェックしてパソコン入力などの事務作業などをしてくれるので、終わるまで待ってください。途中で「ココにサインして」などと言われる書類も出てきますので、指示に従ってください。

終わったら、申請料18000Ftを支払います。

私が申請した7月時点では、申請料18000Ftの支払いは、クレジットカード払いのみ受け付けています。クレジットカードは、VISA、MasterCard、AmericanExpress、JCBなどが使用できるようです。が!!隣のステッカーにはJCBの記載はなかったので、いくつか別会社のカードを持っていくと安心です。

余談ですが、私はフランスワーホリから帰国せずにハンガリーワーホリに挑戦しているので、ワーホリ滞在中のお金周り/クレジットカード情報を知りたい方はこちらをどうぞ!

私がワーホリ生活で使っているおすすめのクレジットカードはこちら。

5.申請後に手元に残るもの

申請がすべて終わると、以下が手元に残ります。

  • 1枚のチェックシート
  • address card
  • (residence permit)

●チェックシート

自分が今日何を提出して、何を提出していないか?を示す書類です。提出した書類にすべてチェックが入っているかをその場で確認し、分からない点は必ず担当者に聞きましょう。
この書類はビザ受取り時に必要になるので、パスポートと一緒に大切に保管してください。

●address card

ハンガリーでの滞在先住所などを記載する書類です。
こちらも申請ではなく受け取り時に必要になります。記入せずに白紙のまま持ち帰りましょう。

●(residence permit)一時滞在許可証

ビザを受け取るまでに、なにかしらの他のビザで滞在できる場合 or シェンゲンが残っている場合(シェンゲンって何⁉て方は調べてくださいね)は、必要ありません。

が!ビザ申請時点であと3週間もビザが残っていない場合は、申請中の1か月ほどの一時滞在許可書を貰えるよう伝えてください。(自分から言わないとくれませんのでご注意!)

少し長くなるので、この詳細はまた別に記事にて。

緊急の場合は個人的にメッセージいただければと思います!あくまで移民局で担当者に聞いた際の、個人的な見解ですが、少しはお力になれるかと。

6.最後に。英語でOK?

ビザの現地申請は、

・ハンガリーって英語通じる?
・役所や書類関係の言葉って難しいよね?
・どのくらい英語が出来れば申請できそう?などなど。

言語に不安を抱える人も多いと思います。

結論、一連の申請はすべて英語で進められます。

私が実際に現地申請を終えて思うのは、【ハンガリー語は不要だけど、ある程度英語力は必須】ということです。

そして私が思う【ある程度】とは、
・自分のしたい事や持ち物、状況などを時系列に沿って正確に伝える英語力
・相手の言いたいことを聞き取るリスニング力
の2点です。

申請にはそこまで難しい専門用語は必要ありませんが、分からない事は適当に返事せず、自分の分かる言葉でしっかり聞く心持ちも必要ですね。

が、さすが移民局の方々。

日々外国人を相手にお仕事をしているだけあって、そこまで難しい専門用語も使わず簡潔な英語で進めてくれた印象です。私も「自分の英語力で大丈夫だろうか」と不安でしたが、意外とあっさり終わりました。

もちろんハンガリー語を使える・専門用語もしっかり分かるに越したことはないですが、英語でもしっかりと対応してくれます。

7.ご案内と注意

上記の申請方法・手順などは、2018年7月時点での【ハンガリー×ワーキングホリデー】の情報です。

ビザの種類が異なる場合や、ブダペスト以外の地区の移民局で申請する場合などは、この限りではありませんのでご注意ください!

また、ビザ情報は予告なく変更される可能性もあるため、ご自身の申請時には必ず移民局ホームページ等で最終確認を行ってください。

「私は○○ビザで申請したけど、この部分が違いましたよ」

「〇月〇日時間でここが変更されてましたよ」

などあれば、コメント欄にどんどんご意見くださいね!

実際にコメント下さった方もいるので、コメント欄も参考にされてください(^^)

では~!お役に立てれば嬉しいです。

2件のコメント

始めまして。私もハンガリーのレジデンスパーミット申請を先週してきました。こおのさんの時は受け取りはイミグレで直接できたのですね。最近はレジデンスパーミットは全て郵便で受け取るようになっているみたいです。直接イミグレに受け取りに行っても対応してくれないそうです。しかし、ハンガリーの郵便局もあまり信用出来ないようで、半年待っても受け取れない事もあるそうです。

hirotripさんこんにちは、はじめまして。
ビザの受け取りは、ビザの種類によって異なるようですね。
私の場合はワーキングホリデー制度を利用して申請しましたが(つまり、大学や語学学校などの所属先がない)イミグレには「以下の大学の留学生のレジデンスパーミットはここでは受け取れません。」みたいな張り紙もしてありました。
半年も受け取れないのは考えただけでも恐ろしいですね…!
コメント下さってビザの種類など明記してなかったのに気付いたので、追記しておきますね。ありがとうございます(^^)
hirotripさんのビザも上手くいきますように!

Yurie へ返信する

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


ABOUT US
YURIE KONO世界を駆けるホースジャーナリスト
1994年生まれ、海外在住フリーランス。 ワーキングホリデーを利用しながら、ヨーロッパに住んでいます。 ▶︎2019.7~ ポーランド・ワルシャワ在住 ▶︎うまテラス、馬英語レッスン、オリジナル馬グッズ