Google Adwordsのアカウント停止
アカウントの強制停止。
本記事は、キーワードプランナー等が使えるGoogle Adwordのサービスを利用する際、アカウントの強制停止措置を受けた方のための提案・解決方法を紹介する記事です。
多くの方にはあまり関係のない記事ですので、心当たりのない方は読み飛ばしてください。
Google Adwordsアカウント強制停止を受けた方々へ。
アカウントの強制停止、つらいですよね。
私も、Google Adwordsのアカウント強制停止を受けた1人です。
違反を認識しているならともかく、何も違反した覚えがないのに、ページを開く度に【アカウント強制停止】の文字が目に入り、重大な悪い事を犯してしまったかのように感じます。
そして何より、ネット上で仕事をする身として、絶対的に味方につけておきたいGoogleさんに見放された気分になります。
これはかなりショック。
これから頑張ろうとしているネット上でのお仕事もすべて不安になってしまいます。
そこで、アカウント停止という非常事態、かつ、早急に対処したい問題に関して、今まで私が行ってきた方法をご紹介します。
アカウント停止で、こんなところで、立ち止まっている場合じゃありません。
焦る気持ちも分かりますが、あなたの目的は、アカウントどうこうではなくもっとその先にあるはずです。
目の前の問題を着実に解決しながら、進んでいきましょう。
私の状況
まずは、簡単に私がGoogle Adwordsアカウント停止に至った経緯をご説明したいと思います。
ドイツ・ベルリンに滞在中にアカウント作成
英語で登録したため、メールも英語で来ましたが内容は日本語と同じ。(2017/5/7)

アカウントを作った直後にアカウント強制停止
最初はアカウント停止が何のことかわからず、その重大さに気付いていませんでした。

とりあえず登録したサイトの写真や表現、ポリシーをチェックするも、心当たらず。
そんなことしてたらこんなメールも来て、アカウント強制停止の恐ろしさを知って焦る。

経験者のブログで解決方法を探る
「GoogleAdwords アカウント強制停止」で調べて出てきたブログをいくつか読み、最終的には電話じゃないと対応してもらえないのか?と感じる。
ドイツ滞在中だったので、日本のサポートセンターに電話をかけるなら国際電話になってしまいます。
国際電話は電話料金が高い上に、企業への問い合わせ電話は待ち時間が多くて余計に電話料金がかさむため、電話は帰国後にする事に。
約1か月後の帰国までは、ポリシーを見返してサイト内で少しでも心当たりがある箇所に変更を加えたり、アカウントの設定を見返したり、アカウントの再申請を申し込んだり、と様々なことに取り組んでみました。
Googleアカウント審査の申請
他のブログで紹介されていたカウント強制停止に対する解決方法のひとつです。
これは、私がアカウント作成・強制停止された当日2017/5/7にすぐ申請しました。
次の日、審査を開始したので営業日3日以内に結果をお知らせします、とのメールが来ました。

少しすると、メールがが来ました!!
が、残念。。。。。。

自動送信メールなうえに、返信はできないのでこれ以上どうしようもありません。
今できる事は、再度ポリシーやサイトを見直して修正を加えてもう一度アカウント審査の申請を行うことです。
アカウント審査の申請 ✖ 3回
1度の申請では叶わなかったアカウント再開。
帰国すれば電話はできますが、今できる事は限られているので、帰国までの3週間は毎週修正を加えて審査の申請をしていました。
1回目の申請と合わせると、4回申請したことになります。
にもかかわらず、結果は同じく自動返信のメールしか返って来ず、どこが違反しているかの詳細も伝えられないままです。
苦情としての連絡フォーム(他のブログで掲載されていたアカウント強制停止への方法のひとつ)もあるので、そちらも申請しました。
Adwordsへの質問や苦情、意見
このページから
苦情 > Adwordsカスタマーサービス > Adwordsに関する苦情のフォーム
を選択し、自分のアカウントのIDとカウント強制停止の赤いメッセージが見えている欄をスクリーンショットして添付しました。
(※添付画面の例)
しかし、これに関しては自動返信すら帰ってきませんでした
あくまでお客様サービスの参考にします、ということなのでしょう。
Google Adwordsのサポートセンターに電話
帰国し、やっとサポートセンターに電話しました(2017/6/7)。
ちなみに、ここでアカウントを作成して強制停止をされて一か月経過しています。
ストレスで胃が。。。
なんてことはありませんが、Googleに拒否されている感覚は、ウェブ上で仕事をしている身として大きな不安材料でした。
電話対応をしてくださった方は、1か月間溜まった半分愚痴のような私の話を凄く丁寧に話を聞いて下さいました。
そのうえでサイトを確認してくださり、
「サイト自体にはこれといった問題があるようには思えない気がします。
もしかしたら、Adwordsのアカウント作成時に登録した、広告掲載地域や通貨の設定が違うことが関係しているかもしれません。
また、アカウント停止に関する判断はサポートセンターではないので、【アカウント強制停止に対する異議申し立て】を行ってください。」
とのことでしたので、その申請方法と、その申請に必要なのに私が登録時に入力内容を忘れてしまった事項を教えてくださいました。
ここで大きな失敗に気付く!
約一か月間のうちにGoogleに何度も送信していたのは、アカウントやサイトが強制停止になった時の再審査依頼であり、最終的な判断まで持ち込めていなかったのです。
今になってメールを見てみれば、確かに最終的な判断は審査部署で行うので、異議申し立てフォームから申請をしてくださいとのことでした。
電話後すぐに、その申請を送ってみました。
アカウント強制停止への異議申し立て
広告掲載ポリシーとAdwords規約をきちんと読んだうえで、こちらのサイトから再審査の申請ができます。
強制停止されたアカウントの問題を修正する
強制停止されたアカウントを再開する > アカウントのポリシー違反を修正する > 2.再審査請求
このページから*印の箇所を必ず記入し、修正箇所を具体的に説明し、送信します。
少しするとこんなメールが。
このメールは、以前アカウント強制停止を受けた方がブログで紹介していたパターン!
その方によると、その後アカウント再開が叶ったそうな!
もしかして私もこのまま再開!?

すると、そんな期待も粉々に。。。
申請受付後、3時間くらい経つとメールが来ました。
”調査によって私のアカウントがポリシー違反をしている事が確認されました。この決定は最終的なものなので、アカウントは再開されません。今後新たにアカウントを作成しても今回と同様に強制停止となります。”
とのこと。

つまり、現在もアカウント停止の状況が続いています。でも、この件に関しても停止理由等の詳細情報は教えません。
別のアカウントを作っても無駄ですよ。アカウント登録から外れるのであればお金はきちんと返金します。
アカウント強制停止からのアカウント再開方法をブログで紹介していた方は、この段階で連絡が来て再開したそうです。
やっぱり私のアカウントに問題があったのかもしれない。。。
だとしても、原因を全く教えてくれないのもどうかと。。。
私の日本語読解力が足りなかったのでしょうか。
もうGoogleに見放されたんだという投げやりな思いを持ちつつ、次の日にもう一度サポートセンターに電話(2017/6/12)。電話では、いい感じにサポートセンターの専門スタッフに繋げてもらえそう!と思ったら、やはりアカウント強制停止に関する問い合わせはサポートセンターでは取り扱っていないとの事。そこから私のこの1か月の度重なる対応と苦労、教えてもらえればすぐに修正しますという意思を示すも、「お客様が心当たる箇所を修正していただいて、アカウント強制停止への異議申し立てを送り続けていただくしかありません。」との答えしかもらえません。今までそれをたくさんやってきて、もう手を尽くした状況ですといってもロボットのように同じ事しか返って来ず、らちが明かないのでいったん電話は切ることに。
・ここまで来ると、これに気力と時間を使うのがバカらしくなってくる。
・次の日、これが最後と思ってもう一度電話。(2017/6/13)前回の電話対応の記録もあったようで、これまでの経緯を伝え、私は手を尽くしたのでサイトの審査をしている担当者の方につないでいただけませんか?と我ながらかなり強気の姿勢だったと思います。すると、いずれにしてもアカウント強制停止に関する異議申し立てを終えたお客様へのサポートセンターでの対応は行っていないとの事。ただし、確実ではない方法だけれども、メールアドレスを全く別のアドレスにして、広告掲載地や通貨、支払い方法もきちんと入力して違うアカウントを作ってみたら、利用できるようになる可能性はあります。と、そのアカウントへの解決策ではないですが、ほんの少しの光が見えた気がしました。
・早速その日に、メールアドレス、広告掲載地、登録サイト、キーワード、通貨、は以前のものと変更して入力して、無事に新しいアカウントを手に入れることができました。
・当初の本当の目的はキーワードプランナーを使うことだったので、クレジットカードで支払いを済ませて、使おうとするも、1万~10万などのざっくりとした数字しか出てこず、もう、嫌になりました。
・明日、もう一度最後にサポートセンターに電話して、キーワードプランナーの使い方を聞いてみようと思います。ただ、これ以上Googleのアカウントに時間と労力を使うのが本格的に嫌になったので、「Googleアドセンスの収入や広告ではなく、記事の内容とアフィリエイトの収入で勝負すればいいんでしょ!!」という気持ちで、頑張りたいと思います。明日で、Googleが私を見つけてくれないからキーワードが見つけられなくて仕事が進まない!なんて言い訳はしません。
・Google Adwordsのアカウントがなくたって、稼げる人が稼げます。所詮サービスであって、全てではありませんから。頑張ります!!
サポートセンターへの電話できちんと人に繋いでもらう方法
・やはり、無駄に人の手をかけないためにも、音声案内の時点で振り分けられます。
反省点・考察
自分なりに、今回なぜアカウント強制停止をされてしまったか?を考えてみました。
海外でアカウントを作ったので、広告掲載地(国や地域)の設定や広告料金支払いの通貨、言語に不一致があったかもしれません。
ただ、Googleは日本だけのサービスではありませんし、多言語多通貨の選択肢もあるので、これだけが原因でアカウントが強制停止措置をされたというのであれば、海外で日本向けのサイトを作る人は全てアカウント強制停止の措置を受けることになってしまうので、これだけが原因ではないと思われます。
つまり、アカウント作成時の入力内容はないがしろにせずに、きちんと入力しましょう。としか言いようがありません。
私なりにきちんと考えた上での入力でしたが、Googleさんの目には怪しく映ったのかもしれません。
以上。気分の良い話ではなかったかもしれませんが、
同じ境遇にいてつらい思いをしている方もどこかに居るはずだと思い、
1人ではないよ!Googleアカウントが全てじゃないよ!というメッセージも込めた記事でした。
はじめまして。
私は通販系をアドワーズで広告運用行っているものです。
月に約5000万程消費のアカウントが停止になりました。
それから同じように問い合わせたりしましたが諦めて新しいアカウント作成を行っています。
しかし、アカウント自体の審査に入るのでとても困っています。
同じ境遇でしたので、そして、同じく福岡だったのでコメントしてしまいました。
長澤さん
コメントをいただきありがとうございます!
同じようなご経験をされているとは、アドワーズアカウント停止は本当に大きな痛手ですよね。。。
私も当時は海外出国まで時間の無い中で解決しようとしていたため、精神的にかなり消耗しました。
現在は他のアカウントで運用していますが、当時の体験などが誰かの役に立てばと思い、記事にした次第です。
こうして読んで下さる方がいると知れて、とても嬉しいです。
そして同じ福岡ということもあり、メッセージを下さり大変嬉しく思います!