こんにちは!YURIEです。
この記事を見てくれたあなたは、きっと馬が好きで、海外も好きな方なのでしょうね〜!うんうん、とっても分かります!
特に私は、海外の「馬が人の暮らしに馴染んでいる感じ」が好きなので、競馬を見に行ったり、お客さんとして乗馬を楽しむより、「馬と暮らす体験」に最もワクワクします…!!
もしそんな趣味の合う方がいたら、私たちの理想の暮らしが海外で体験できます!(しかも、旅行より格安)
後半では、現実的な滞在期間や利用時の注意事項なども紹介していますので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね!
動画で見たい方はこちら
海外で馬に関わる、本当の楽しさ

突然ですが、皆さんは馬が何頭いるか知っていますか?
答えは、約7万頭。
では、世界に目を向けるとどうでしょう?
答えは、約5800万頭以上。
世界中には、なんと、日本の800倍以上の馬が暮らしています!日本の馬は世界の1%にも満たない。
これが、海外で馬に関わる「本当の楽しさ」です。
あなたは「馬の〇〇について学びたい」「〇〇をもっと知りたい」と思って海外に行くかもしれませんが、必ずそこにはあなたが想像している以上の世界が広がっています。
実際に私もそうでした。日本で生まれ、日本で育ち、日本で学んできた中で生まれた「ホースセラピーを学びたい」という気持ち。この気持ちに正直に従って海外に出ました。でもそこで学べたことは、ホースセラピーのことだけではなく、競馬と乗馬だけではない馬の魅力、人々の馬への意識、馬という動物そのものに対する考え方、そして根本の歴史や文化の違いなど。
日本で生きてきた中で当たり前になっていた「馬に関する常識」をぶち壊してくれる出来事がたくさんありました!!
馬を見る目が変わる、馬の無限の可能性を信じられるようになる。
これが、私が実体験から感じる、海外で馬に関わることの「本当の楽しさ」です。
格安で海外の馬業界に飛び込むには?

この記事では、そんな「海外で馬に関わる方法」として、サービスを2つ紹介します。
これらは「牧場作業を手伝って欲しい人」と「現地で牧場体験をしたい人」をつなげる海外発のサービス。
基本的に、あなたが1日数時間そこで働くことを条件に、ホストが家賃も食費も無料で提供してくれるので、旅行よりも格安で!泊まり込みで!現地の牧場体験ができます!
具体的な内容や使い方について、解説していきます。
① WWOOF(ウーフ)

ウーフは、ファームをメインに「力」と「宿と食事」を交換できるサービス。
ウーフの年会費を払うことで、無料で現地の牧場体験ができます!(費用については記事の後半”注意事項”へ)
16歳以上であれば誰でも登録でき(国によって異なる)、ホストの家族の一員として、ホストの家族の暮らしの何かをお手伝いします。内容は、農業、動物の世話、修理、ベビーシッター、ハウスキーピングなど様々です。
ウーフが盛んな国は、オーストラリアとニュージーランド。
オーストラリアの年会費は2年で70AUD(約5500円)、ニュージーランドの年会費は40NZD(約3000円)です。
1カ国1登録なので、複数の国で牧場体験をしたい場合は、登録も国ごとに必要です。
- ホストを探す
- 会費を支払う
- 連絡を取って活動内容や詳細を確認
- 決定
- 現地へGO!
<公式サイト>
WWOOFジャパン – ホーム
WWOOF Australia | World Wide Opportunities on Organic Farms
WWOOF New Zealand We’re Welcome On Organic Farms
WWOOF Live and learn on organic and sustainable properties TM(その他の国)
② work away(ワークアウェイ)

ワークアウェイは、170カ国以上でさまざまな体験ができるサービス。
年間44ドル(約5,000円)のワークアウェイ年会費を払うことで、無料で現地の牧場体験ができます!(費用については記事の後半”注意事項”へ)
18歳以上なら誰でも登録できて、北米からヨーロッパ、南米、アジアなど世界中であらゆる体験ができます!農業、観光業、宿泊業、ベビーシッター、ハウスキーピングなどをすることによって、宿と食事を無料で提供してくれます。
そしてもちろん、馬の牧場もたくさんあります!
競馬関連から乗馬クラブ、観光牧場、ホースセラピー、サマーキャンプ、個人で馬を飼うお宅まで、本当にさまざまな国でさまざまな馬との関わりを体験できます。
実は私もこのサービスを利用したことがあり、ベルギーの田舎で、趣味で馬を3頭飼育しているご夫婦のお宅に1週間お世話になりました。
- ホストを探す
- 会費を支払う
- 連絡を取って活動内容や詳細を確認
- 決定
- 現地へGO!
<公式サイト>
work away – Travel differently, connect globally
個人的なおすすめと評価
個人的には、ワークアウェイが好きです!
サイトが見やすくてホストも探しやすいですし、私はヨーロッパ拠点で隣国にすぐ行けちゃうので、1登録で色んな国に行けるのもおすすめポイント。実際に私がベルギーでワークアウェイした時も、フランスからベルギーまで移動しました。
一方、ウーフは1登録1カ国なので、既に行く国が決まっている人におすすめです。
期間はどうする?短/中/長期で出来ること

ここまで海外で馬に会えるサービスをご紹介しましたが、実際に行くとなると短期から長期まで様々な形がありますよね。
ここでは、短期(数日〜1ヶ月)、中期(1ヶ月〜3ヶ月)、長期(3ヶ月〜1年)に分けて、それぞれおすすめの「探し方・活用方法」をご紹介しますね。
短期(数日〜1ヶ月)

短期滞在の中でも特に1週間未満の場合、フライトや移動の余裕などを考えると、馬と過ごせるのは2〜3日が限界です。
具体的には、WWOOF(ウーフ)や work away(ワークアウェイ) で「週末のみOK」「2〜3日から」の情報を探してみてください。滞在場所も、できるだけ空港や都市から近い場所を選びましょう。貴重な海外滞在では、移動に時間を使いたくないですからね!
また、パリに行ってもエッフェル塔を見ず”馬まみれ”で満足できる方(最高です!)や2週間以上滞在する方は、ぜひ馬と1週間以上過ごしてみましょう!「1週間から」という情報も結構多いので、1週間以上の滞在であれば比較的探しやすいと思います。
中期(1ヶ月〜3ヶ月)

中期滞在となると、かな〜り濃い体験ができるはず!
例えば、いくつかの牧場を渡り歩いていろんな馬との関わり方を体験するのも良いですし、ヨーロッパのように国同士の移動が自由な地域なら隣の国で馬と関わってみるというのも良いですよね〜!
私からのアドバイスは、最初から全期間を予約しないということ。
なぜなら、レビューが良いからと言って「自分と相性が良い」とは限らないから。特に海外では文化の違いなどもありますから、最初から1ヶ月で予約せず、「まず1週間で予約して、良さそうだったら延長する」という方法が個人的には良いと思います。
大人気ホストでない限り、基本的にホストは手伝ってくれるヘルプ人材を探している訳ですから、ぜひ交渉してみましょう。実際に私もベルギーでwork awayをした時「すごく助かってるから、あなたが良ければもう1週間いてね」と言ってくれました。
長期(3ヶ月〜1年)

長期滞在となれば、もうやりたい放題!(なんか違う。笑)
馬の牧場をめぐって世界1周とかもできちゃうかな〜!最高ですね〜!
ただ、長期滞在で注意したいのは「ビザ」です。海外に長期滞在する時は必ずビザについて確認しておきましょう。国によって「ビザなしで滞在できる期間」は異なります。
ホストは「6ヶ月いて良いよ〜」と言っても、ビザを出してくれる訳はありませんから、知らないうちに不法滞在しないように、自分でしっかり調べましょう。
場合によっては、ワーキングホリデービザなどのビザ取得が必要になるかもしれません。
渡航前の注意点はコレ!

最低限の英語力は必要です!
最も忘れてはいけないのは「あなたはお客さんではない」ということ。
無料で滞在させてくれるホストは、あなたに労働力を求めているのです。ホストは何をして欲しいのか?この家のルールは?私に出来ること/出来ないことをしっかり伝える、全てはホストとwin-winの関係を築くためです。
ただね、ビビりすぎなくても大丈夫。一番大事なのは「コミュニケーションを取ろうとする気持ち」です。
費用について
滞在中は無料ですが、旅費や保険は自費です。
各サービスの利用料の他、行き帰りの交通費や海外旅行保険などは自費になります。
現地のネットは必須です!
馬がいる場所となるとアクセスが悪いことも多いです。
自分で移動する場合はもちろん、最寄り駅まで迎えに来てくれる場合も必ず連絡が取れる状態にしておきましょう。
電波の心配などがある場合は、ホストに現地のネット事情を聞いておきましょう!
レビューのあるホストを選びましょう!
「思ってたのと違う!」がないように、事前に情報をしっかり読み込みましょう。
そして、100%の安全はありません。自分の身は自分で守りましょう。
万が一の保険加入は必須です!
移動中、滞在先、フライトなど、トラブルはどこにでも潜んでいます。
必ず海外旅行保険に入り、渡航前に「もし何かあった時の、請求に必要な書類」に目を通しておきましょう。
あなたも、馬を求めて海外へ!

今回は私の経験を経て、海外で馬に関わる方法と注意事項について紹介しました。
コロナで海外行きが難しくても、今から準備はできます!
あなたが行きたい憧れのあの国で、馬との時間を過ごしてみましょう!!
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