世界のどこにいてもパソコン1つで働けるフリーランスを目指して1年。
始めは「なりたい!」という気持ちばかりが大きく、知識も方法も何も分かりませんでした。
しかし、そこから約1年経った今。
私はフランスのパリに住んで、フリーランスとして本格的に動き始めています。
(収入はまだまだだけど)
そこで今回は、1年という節目を機に、改めて自分の成長を振り返ってみようと思います!
(しっかり成長してますように。。。)
学んだこと
学び①:お金とは何か
少しずつ意識し始めた”お金の本質”。
お金とは本来、相手に何らかの価値を提供した時にもらえる対価です。
価値とは、誰かの悩みや困りごとを解決したり、誰かを楽しい気持ち・嬉しい気持ちにしたりする事。
その品質が良かったり、専門性が高かったり、期待以上の要望に応えたりができれば、
その人・サービスの価値は高まり、継続した依頼が貰える確率が高まります。
日本では”お金の話をするのは汚い”という考えがどこかであったり、
上司や先輩から言われた事をとりあえずこなせばバイト代が貰える状況では
そもそもお金のことを学ぶ機会がなかったり、で考えるきっかけすら無かった。
でも、自分でお金を稼ぐという選択をした今、
お金の本質というビジネスの基礎は重要な軸となっています。
- 何に困ってこの仕事を頼んでくれたんだろう?
- この仕事で相手は何を望んでるんだろう?
- それに自分はどう貢献できるんだろう?
- どういった働きを期待されているんだろう?
を意識するようになってきました。
”お客様は神様”っていう言葉、
神様ってほど崇めるかは別にして、お金を払ってくれる相手を大切にする、って意味では的を得てる言葉ですよね。
学び②:パソコンの知識
1年前の今頃、「どういう風の吹き回しでフリーランスを目指したの、、、?」
てくらいパソコンの知識がありませんでした。
正直、苦手意識もスゴかったです。
デバイス、ドメイン、サーバー、OS、SEO、クラウドなどなど、分からないことだらけ。
同世代のパソコン知識よりも遥かに低かったと思います(笑)
だけど、分からない事をひとつひとつ調べて、記事を読んで、出てくる度にまた調べて。
そうすることで、少しずつ自分のものにしてきました。
最初はフリーランスしている人のブログやビジネス系の記事見ても、単語でつまづいてばかりだったけど
今はスラスラ読めるにようになって、頭にも入ってきてる。
これって、普通のことだけど、1年前の私と比べたら大きな成長です!
「あれも、これも、あの単語も分からない~」
と遠くを見すぎず、
「え、これどういう意味?なんだっけ。」
と、目の前の分からない物だけに集中しましょう!
1つずつ地道に解決していけば、パソコン苦手な人でもちゃんと知識は付きますよ!
学び③:自分の売り込み方
良く言えば賢く、悪く言えば図々しく、
自分の長所・強みを相手に伝えられるようになりました。
1年前は、ただ思い立っただけの知識も経験も無い人間でした。
特別プロフィールに書けるようなこともないし、
大学で学んだことを活かした仕事をしているわけでもない。
むしろ、せっかく大学出たのに海外でフラフラしてる無職って思われて当然だよね。
くらいに思ってました。
自分で色々感じて考えて出した結果なのに、自己肯定感が皆無でしたね(笑)
正直今でも収入がたくさんあるわけではないので、上のような気持ちを完全払拭できたわけではありません。
でも、仕事モードに切り替わると態度が一変。
どんなに単価が安かった仕事でも、1回限りの単発の仕事でも、仕事であることに変わりないんだから、
全てを経験としてアピールします!!
ついでに、さっきの自己肯定間皆無の気持ちも、
すべてポジティブに書き換えて、自分の強みとしてアピールしちゃいます!!
信じられないかもしれませんけど、
この自信満々の応募文章に、安心して任せてくれる事だってあるんですよ。
そして、任せてもらったからには100%以上の結果で応える!
こうしてその仕事すらも自分の経験値として溜め、次の仕事に役立てる。
大口叩くことで、自分を奮い立たせて、立派な仕事を貰って、そんな人間になったつもりでしっかり結果を出す。
今の私はそんな強気なサイクルで成長し、仕事をしています。
出来るようになったこと
出来る事①:仕事のやりとり
小さなお仕事を請けていく中で、
仕事の流れや受け答えの段階がスムーズに出来るようになりました!
今現在、お仕事を探す時に使っている4つのサービス
約1年前に登録してから、色んな求人を見て色んなお仕事に応募して、断られたり、採用されたり、時には途中で条件変更を求められたり。
相手は1人でもないし各サービスの仕組みも違うけど、
使い続けることで、応募から納品・報酬までの流れが分かるようになりました。
そのおかげで、プロジェクト形式/タスク形式/コンペ形式のお仕事の違いも分かるようになったので
どんな雇用体系なのか?安心してお仕事に応募できるし、その後の報酬までの流れに関しても、無駄に心配する事がなくなりました!
始めは、主にクラウドワークス を通じてライターのお仕事を請けていました。
そんな経験も少しずつ貯まり、今では、仕事応募から条件合意、仕事受注までスムーズに行うことができるようになり、以前よりも仕事に割ける時間が増えました。
出来る事②:英語を使った仕事
単純に、英語力に自信が付きました!
日本にいる時も1人で旅行できる程度の簡単な英語はできていましたが、
まだまだ自信もなかったし、「もっと話せるようになりたい!」という英語欲も強かったです。
そんな気持ちに忠実に、大学を卒業して海外に出てからはフィリピン英語留学と十数か国の旅行をしました。
そんな中で、道聞いたり、物買ったり、アパート借りたり、ネット契約したり、自分が使える範囲の英語で、様々な困難を乗り越えてきました。
そして、ある時何かのきっかけで、
「あ、今の英語力ならだいたいの国で住めるな。」
と思えました。
(他の言語が主要の国や、地方の田舎はたぶん無理だけど)
もちろん今でも「伝わらない・理解できない」こともあるけど、
表現を変えたり、ジェスチャーを加えたりする事で、たいていは補えるんですよね。
こうして英語への自信を身に付けたら、
英語で仕事のオファーもできる・受けれるようになったんです。
今では、世界各国の人と仕事内容を話し合ったり、契約条件のすり合わせをしたり、と
実際に英語を使ってお仕事をしています。
出来る事③:リサーチと行動
知らない事を”分からない”と諦めず、
まず調べる(リサーチする)という行動力が身に付きました。
あれは出来ない、この技術もない、それはやったこと無い、
こんなに応募人数あれば私は選んでくれないだろう、あの人はこんな事も出来て凄いな、等々
完全に”隣の芝生は青く見える”状態だった1年前の私は、わざわざ安い仕事を選んで、積極的に請けていました。
自分にはそれくらいの価値しかないと感じていたからです。
そんな気持ちを抱えながらも、色々な仕事にチャレンジしていく中で
継続してお仕事を依頼してもらえたり、書いた記事を分かりやすいと褒めてもらえたりするようになってきました。
どういう時に相手は評価してくれるんだろう?→指示した通りの仕事を、納期までにしっかり納めた時。質が良いモノだと尚良い。
はい、当たり前すぎ。
でも冷静に考えると、相手の元に届くのは仕事の結果だけです。
仕事で指示された文章を書くために、
私がスラスラ書こうが何時間も迷いながら書こうが相手には関係ないんです。
ちんぷんかんぷんな仕事でも、調べて完成できさえすれば問題ない、という話では決してありません。
でも、
「仕事内容で分からない事が出てくるかもしれない」
という不安に怯えて応募しないくらいなら、
「もし分からない事があっても、受けた仕事はしっかり責任持って最後までやり遂げる!」
「時間は掛かっても、全てが自分の経験・知識になると思って丁寧にやろう!」
っていう気持ちで、積極的にお仕事を受けた方が絶対良い!!
って気付いたんです。
これに気付いてからは、お仕事の幅もグンと広がり、
本を読まなかった私が、マーケティングや翻訳などのビジネス書を買って読むようになりました!
自分で言うのも変だけど、凄い成長です。
すごいよ、わたし!
最後に
振り返ってみると、何のとりえもない私も
この1年で色んな事を学び、色んなことが出来るようになりました。
この記事を書きながら思ったのですが、
一言でいうと「自信が付いた」のだと思います。
フリーランスを始めたてのアナタへ
自信も経験もなくても、きっと大丈夫です。
先を見て計画を立てる事も大切ですが、
「今の自分に出来る事をしっかりやる」、「今分からない事は今調べる」の2つを繰り返すことで確実に力は付いてきます。
一緒に頑張りましょう!
フリーランスを始めて少し経った方へ
この振り返り、かなりオススメです!
始めたころの自分との比較も良いですし、1年前や数か月前の自分との比較も良いと思います。
クライアントとの1:1の関係ではなかなか気付けない自分の成長に気付るので、仕事へのモチベーションがより上がり、もっと自信が付きます。
褒められることが少なければ、自分で自分を褒めちゃいましょう!
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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