北欧特有の動物がいるストックホルム動物園とスカンセンの魅力

スカンセン内のストックホルム動物園に行ってきました!

 

スウェーデン・ストックホルムの動物園にいってきました。

私が行ったのは、2017年2月末。

 

スウェーデンの2月って、まだまだ凄く寒いんです。

私が行った週は、朝か夕方か毎日どこかのタイミングで雪が降っていました。

これは動物園。ではなく、近所の公園に散歩に行った時の写真。木や枝にも雪が積もって、スゴく綺麗でした。

そんな雪もチラつく2月末、ストックホルム動物園に行ってきました!

 

「今日はストックホルム動物園に行こう!」

 

と思い立ったは良いものの、あまり日本語の情報が出てこず、道中も分かりにくかったのでご説明しますね。

 

目次

1.ストックホルム動物園の場所と行き方、スカンセンとは?
2.見ることができる動物たち
3.ふれあいや乗馬・馬車体験
4.教育水準の高いスウェーデンの動物園展示
5.まとめ(入場料などの詳細情報)

 

1.ストックホルム動物園の場所と行き方

場所

 

ストックホルム動物園は、スカンセン(野外博物館の施設名)の中にあります。

入場口も同じですので、まずはスカンセンを目指しましょう。

 

地図中の右下、黄色い文字で書いているのがストックホルム動物園があるスカンセンの大まかな場所です。

 

行き方1:徒歩

 

私は宿泊していたホテルからスカンセンまで、徒歩で行きました。

若くて体力があれば、大丈夫です。

 

ただ1点注意してほしいのは、場所のわりに入り口が遠い!

雪道を歩いたからかもしれませんが、橋から歩くと15分~20分かかった気がします。

歩く場合は地図だけ見て「橋渡ったらスグじゃん!」と思わず、その先の入り口を目指して一本道を進みましょう。

大きく左に回る曲道を超えると、左側に入り口が見えてきます。

(追記:地図を見ると、メインエントランス以外にもっと橋付近にも入り口があるようです。)

 

行き方2:路面電車(トラム)

 

歩き以外にももちろん方法はあります。

それが、ストックホルムを参考にして制作されたと言われる【魔女の宅急便】にも出てくる路面電車です。

 

ストックホルム中央駅付近からスカンセン入口の前まで、路面電車が通っています。

行くまでに体力温存したい方や帰りに疲れてしまった方、お子さん連れにはこの路面電車もおすすめです。

 

スカンセンとは?

 

気になる方もいるかと思うので、軽く説明を。

 

スカンセンとは、昔ながらのスウェーデンがギュッと詰まった、世界で最も歴史ある野外博物館のこと。

各エリアごとに、スウェーデンの民家や農園、人々の生活、伝統行事、歴史、自然を見れる場所なんです。

 

動物園に入るときも、こちらのスカンセンの入り口で入場料を払って入場します。

入り口はこんな感じ。

 

(記事の最後にシーズンごとの入場料やホームページへのリンクを掲載しています。)

 

2.見ることができる動物たち

 

スカンセン内の動物園では、日本ではなかなかお目にかかれない北欧特有の動物を見ることができます。

 

サンタクロースでお馴染みのトナカイや、ヨーロッパバイソン、オオヤマネコ、カワウソ、アザラシなどの動物がいます。

知りたい動物がいたら、このような飼育員さんのイベントに参加してみるのもいいですね!

ヨーロッパの森でイメージされる、大きなフクロウやタカ?もいましたよ!

 

そんな中でも一番驚きだったのが、ムースというこの動物です。

別名エルク、ヘラジカ、とも呼ばれるシカの仲間です。

 

私は昔から動物が好きで、海外の動物ドキュメンタリーなんかはよく見てたんですが、ムースがこんなに大きいとは知りませんでした。

大きいものだと、体高(地面から首の付け根までの高さ)で2メートル以上あるのもいるそうです。

 

私が2月末に見たムースはツノが生えていませんでしたが、夏や秋には立派なツノのムースが見れることでしょう!

 

3.ふれあいや乗馬・馬車体験

 

スウェーデンの暮らしと動物

スカンセンでは、古くから人間と住んでいる家畜たちに触れあえます!

 

メインエントランスから右に行き、小さな遊具エリアを通り抜けた先にいるのは、うま、ぶた、ひつじ、うし、とり達。

この子たちはふれあいのために展示されている訳ではありませんが、柵の中を自由に動き回っていて、気が向くと寄ってきてくれます。

 

冬なので、みんな冬毛でふわっふわ!最高の触り心地でした。

ただ、このエリアは水はけが悪いのか、凍った時期に奥の道まで入ると、道が結構凍ってツルツルです。

冬場は注意しましょう。

 

小動物を見たいならCHILDREN’S ZOO

安心して近くで動物を観察できるのは、やっぱり小動物ですよね。

 

場所は、スカンセン中央のマーケットストリートからエントランスにお尻を向けて、右斜め前の方向。

野生動物エリアの手前の、インフォメーションが併設された建物がCHILDREN’S ZOOです。

 

室内なので季節は関係なく楽しめますし、休憩スペースや遊具もあるので小さいお子さん連れは休憩にも使えそうです。

 

中にはモルモットやウサギ、ネズミ、ネコもいますし、ガラスの水槽の中にはクモやネズミ、トカゲ、カエルなどもいます。

 

乗馬・馬車の体験

 

スカンセン内の動物エリアでは、乗馬や馬車も体験できます。

お子さんが上に乗れたら、スタッフの方がお馬さんを連れて回ってくれます。

 

乗り場所は、CHILDREN’S ZOO近くのレンガの棟の近くです。

時間や説明も書いてあるようですが、画質が荒くてちょっと見づらいですね、すみません。

 

そして、馬車はこんな感じ。

お馬さんも指示を出してるお姉さんもスゴ~く寒そうでした!

 

4.教育水準の高いスウェーデンの動物園展示

 

スウェーデンをはじめとした北欧って、教育の水準が高いと言われていますよね。

では、そんな国の動物園の展示方法はどのような物なのでしょう?

 

探求心や知的好奇心がくすぐられる展示方法。なのかな?

(スウェーデン語が読めず内容は分かりませんでした・・・。が、何て書いてあるか分からない方がたくさん想像できて面白かったり。)

 

はたまた、こんな小さい建物にも「うお~~見つけた!!」という達成感を得た私(笑)

実は中に仕掛けがあったんです!

 

大人は背中を丸めてやっと入れるくらいのスペースの中に、ヤギとブラシ!

子どもが自由にお世話ごっこ?をできるようになっています。

その真横には実際に生きている、ヤギさんとブタさんがいましたよ~。

 

こうした子ども向けの仕掛けがありつつ、親がじっくり見守れる環境もあるんです。

この写真は、先ほどご紹介したCHILDREN’S ZOOの中の写真です。

 

屋外にもある遊具や遊び場はどこもベンチが併設されており、大人が【見守れる】距離に居れる。

これって大切ですよね。

 

5.まとめ(入場料などの詳細情報)

ここまでじっくり読んで頂きありがとうございます。

お待たせしました、Skasenおよびストックホルム動物園の詳細情報です。

Skansen

365日営業

  • ピークシーズン

期間:4月30日~9月30日

入場料:180SEK(約2400円)/大人1人

  • オフシーズン

期間:10月1日~1月7日(年越しとクリスマスは除く)

入場料:120SEK(約1600円)/大人1人

  • その他

ホームページにはこの時期の料金しか記載がありませんでしたが、

365日営業しているので上記シーズン以外にも入れます。

私が2月末に行った時は、後ほど調べて掲載します!

 

※開園時間は時期によって変わります。日本語ページもあるので詳細はホームページから確認してください。

Skansen日本語ホームページはこちら

 

九州の人間である私にとって、2月のストックホルム動物園は雪まみれの景色というだけで新鮮でした!

でも、ホームページを見ると、春や夏に行われているイベントがめちゃくちゃ可愛いんです。

全ての写真が、絵になってしょうがない!!笑

 

次は、動物園以外にも可愛らしいスウェーデンの文化や生活を見れるSkansenを1日じっくり回ろうと思います。

冬に行く方は、これでもかって程に防寒対策をお忘れなく!

 

「(これ見て)Sknasen行って来たよ~」という方は、コメントで感想を聞かせていただけると嬉しいです!

よろしくお願いします。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


ABOUT US
YURIE KONO世界を駆けるホースジャーナリスト
1994年生まれ、海外在住フリーランス。 24歳からヨーロッパ各国に住み、現地の馬文化にひたる幸せな日々。オンラインサロン「うまテラス」主催、ホースセラピー勉強会主催。